四川食品工業のはじまり
日本に四川料理が本格的に紹介されたのは1952年(昭和27年)、料理の鉄人 陳建一氏の父、陳建民氏の来日に依ります。陳建民氏は、四川料理の幅広く奥深い技術を活かして、日本人の味覚に合うように多少アレンジをしました。
そのような中で、陳建民氏はレストランで食べてもらうだけでなく、美味しい中華料理を日本中に広めたいと考え、四川飯店を店舗展開し、弟子に積極的に調理技術を教え、中国料理学院を開いたり、テレビの料理教室出演などを行ったりしました。これらの積極的な活動により、非常にスムーズに四川料理が日本中に浸透していきました。また、優秀な人材も集まりました。中でも最も優れた天才として、岡野国勝氏が頭角を現しますが、その岡野国勝氏、師・陳建民氏と森聰(現 当社社長)がお互いの技術を活かし、厨房の味を家庭に届けるべく立ち上げたのが四川食品工業のはじまりです。
四川食品工業のあゆみ
- 昭和52年01月
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新潟市万代で営業開始
中華合わせ調味料の
製造・販売を開始
- 昭和53年02月
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新潟市本町通りに移転
- 昭和58年11月
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千葉県山武郡横芝光町に移転
- 平成02年02月
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資本金を6,000万円に増資
- 平成02年05月
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惣菜工場竣工
中華冷凍惣菜の製造・販売を開始
- 平成05年11月
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資本金を9,000万円に増資
- 平成09年09月
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銚子労働基準協会より
安全管理推進努力賞を受賞
- 平成20年04月
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資本金を1億円に増資
- 平成20年11月
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千葉県より衛生管理模範施設賞を受賞
- 平成27年02月
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介護食の製造・販売を開始
- 平成30年10月
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(公社)千葉県労働基準協会連合会より
衛生管理優良事業場賞を受賞
- 令和元年10月
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(公社)日本食品衛生協会より
食品衛生優良施設賞を受賞
四川料理について
世界三大料理の頂点に立つ中国料理。その中でも、食通の間では「右にでるものなし」と折り紙つきなのが四川料理です。「一菜一格、百菜百味」、つまり一つの料理には一つの品格があり、百の料理には百の味があるといわれ、「麻(しびれ)」「辣(辛味)」「甜(甘味)」「酸(酸味)」「鹹(塩味)」「苦(苦味)」「香(香り)」の7つの味を使って、絶妙な味付けを生み出します。
中でも四川料理は、その地域の気候の特徴(夏は蒸し暑く、冬は厳しい寒さ)や、酒・酢・味噌・醤油等の醸造技術が古くから進んでいたことから、豊富な香辛料や酢を効かせた味が他の流派にはない独自の味を生み出しています。
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乾焼蝦仁
(海老のチリソース煮)自社で揚げたプリプリの海老を
自家製基礎調味料をベースに作った
卵入りチリソースとからめた
四川料理の代表的な料理です。
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麻婆豆腐
四川豆板醤や甜麵醬を使用し仕上げに
香味油を使用した香り豊かな四川料理の
代表的な、豆腐煮込み料理です。
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酢豚
下味をしっかりつけカリッと揚げた豚肉と
1つ1つ食べやすくカットした野菜を
甘さと酸味のバランスのとれた
自家製合わせ調味料で仕上げた料理です。
当社では、仕込みから調理まで
経験豊富な職人の手により、
「本物の味」を再現できるように
丁寧に製造しています。